日本酒の「添、仲、留」の三段仕込って何?
3月9日(土)
おはようございます。
松之山温泉のおみやげ屋十一屋商店の店長popんこと福原基裕です。
今日の松之山温泉は快晴!
今日は各地でイベントが行われますがイベントと日和ですね~
さてさて、
先日、革新的なお酒を飲みました。
津南町は苗場酒造の純米酒と純米吟醸の
「1 添仕込」
です。
日本酒に詳しい人ならご存知と思いますが
日本酒は普通は「初添え、仲添え、留添え」の三段仕込が基本です。
なんでそんな面倒な事をするの?
一気にできないの?と思いますよね!
アルコールの生成を行う酵母菌!
その育成を行うものが酒母(しゅぼ)!読んで字のごとく「酒の母」です。
この酒母に麹米と蒸米、水を加えてアルコール発酵が始りますが
ここに一気に材料を放り込んでしまうと、
酒母中の酵母や酸が一度に
薄まっちゃうんです。
そうすると酵母の増殖が間に合わず、雑菌が繁殖する恐れがある。
雑菌を防いでいるのは酒母中の乳酸菌です。
なので日を追って何回かに分けて酵母の増殖をはかりながら
仕込んでいく方法を段仕込みといいます。
一般的なのが三段仕込みで、
「初添え、仲添え、留添え」とやっていきます。
これに4段仕込みとして「餅米」を使う酒蔵もあります。
この苗場酒造の「1 添え仕込」はその名の通り
一番最初の初添えのものを搾ったという代物です。
確かに初添え、仲添えとどう味が変わっていくのか興味はありましたが
そんなもの蔵人でなければ分かりません!
それをやってしまうんだから何とも凄い!
味は凄いです!
名前もインパクトがあるなら、味もインパクトアリアリ!
酸味と甘さが鮮烈です❗️
日本酒度が-21とか-30なんて初めてです。
日本酒度は+が辛口になり、-が甘くなります。
本当にびっくりしました。
苗場酒造やってるね~
気になった方はぜひ飲んでみて下さい!
おみやげ屋の店長でした~
スターウォーズエピソードⅨ公開まであと286日!
この記事を書いた人
越後の秘湯「松之山温泉」 おみやげの店十一屋商店の店長 福原基裕(ニックネームは「ポップン」) 1972年(昭和47年)6月2日生まれ(松之山湯本出身) 新潟県立安塚高等学校2年の時に全国高校駅伝4区を走る 群馬の大学を卒業後、東京のスーパー文化堂に努める(鮮魚部) 魚の3枚おろし、柵どり、切り身、刺身もこしゃえます。 その後帰郷! 2003年~2007年まで5回、 ランパン、ランシャツで富士山を走って登る「富士登山競争」出場完走! 現在に至る ! 趣味は映画観賞、!好きな俳優は「モーガンフリーマン」「サミュエルLジャクソン」 自称「ツインピーカー」「スターウォーズ」のメイスウインドウが大好きです. 好きな食べ物は「寿司」「カレー」「ラーメン」 嫌いな食べ物は「納豆」